-

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

2016年、新米のご案内。

今年は稲の生育が早く、新米の収穫も例年より早まりそうです。

今年から値上げを決意いたしまして、お客様には下記のとおりご案内のお手紙を申し上げました。

どうかご理解いただけましたら幸いです。


お客様へ

前略、

いつも私のお米をお買い上げいただき誠にありがとうございます。

例年のとおり御米のご注文を承る旨のご連絡を申し上げたくお便りいたしましたが、今年は早めにお知らせしております。
実はお米の値段を改定し値上げをさせていただきたく、そのお願いもあり早めにお便りいたしました。

今の御米の値段は18年ほど前に設定したものです。
値段はほとんど利益を考えない価格で販売させていただいてきました。
例えば機械の購入費、修繕費や貯蓄などは全くない状態でやってまいりました。

と申しますのは、お米は、当初自分や身のまわりの知人の食べる分のみつくっておりましたので、利益は全く考えておりませんでした。

家族が食べるお米でしたから、安全なものを作りたく完全な無農薬で作ってまいりました。
それが、だんだんと皆様からご要望をいただくようになり田んぼの経営面積も増えて、今は稲作経営主体の農家となりました。
稲作は僕にとっては大好きな仕事で、そのことは本当にありがたいことと思っております。

稲つくりを続けることができること自体が、一種のボーナスと考えてきたので利益の薄いことはほとんど気になりませんでした。
また、今の値段設定では栽培の失敗が許されませんから、稲作の技術を磨くのには大変良いことだったと思います。

しかし昨年、収穫量が減収してしまいまして、経済的に大打撃を受けまして、大変困っております。

減収とはいえ、一般の無農薬栽培の全国平均と比べれば豊作の部類で、反収360キロ平均でした。(例年は500キロほど)
また、昨年の稲は姿としては理想的で、結果としての品質も自分としては満足いくものでした。
なので栽培の失敗とは考えていません。

明らかな反省点があれば希望もあるのですが、今年も大きく栽培法を変えるということはありません。

また完全に無農薬栽培なので比較的結果は安定しないということは常にあります。

それでも、自分が、「良い姿だなあ」と思える稲つくりに集中していきたいのです。

もし今の値段設定で、あと一年、昨年並みの作柄になったら、経営としては完全に破たんします。
昨年秋、収穫が終わった時点では、経営としての稲つくりは諦めるべきか、と思い悩むほどでした。

品質を重視して栽培をしていく以上、結果として、ですが、昨年と同じ収穫量になることはこれからも十分あり得ます。
その場合も、何とか食べていける値段に設定したい、ということがございます。

もう一つの値上げの理由があります。

自分のお米には明らかな欠点があります。
それはお米を収穫した後の作業について自らの機械、施設がなく、不完全であるということです。

ぼくは機械代やその維持修繕費などを値段に組み込んでいません。

それで、お客様にとくにご迷惑をおかけしているのが収穫以降、精米の段階での品質です。
稲つくりそれ自体に関しては毎年、その時々の最善の仕事ができていると思います。
しかし、収穫後のもみすり、精米については機械も小さいものしかなく、時には外部に委託してやっております。
そうすると仕上りも不安定で時折お客様にご意見を頂戴します。
未熟米なども混入しやすいし、小さい砂粒などの異物も入ってしまうことがあります。(プロに頼んでも完全になくなることはないのですが)

これらの点は、長年改善したいと思いつつ、取り組むための金銭的余裕がまったくありませんでした。

値上をして、なおかつ豊作の場合、少しずつ精米機、選別機、石抜き機、などを買いそろえる可能性が生じます。

値段を上げたからといって、今はまったく貯金がないものですから、すぐに機械類をそろえて、品質が改善できるわけではありません。
また昨年の収量減の余波があることは確実なので、しばらくは大変です。

しかしながら機械費用を見込んだ値段設定にして、今後少しずつ改善していきます。

以上のような理由でお米の値上げを決意いたしました。

それで、ことしからの値段ですが、1キロ当たり、

白米650円、玄米590円、モミ440円(消費税はいただきません、送料は別となります)

とさせていただきたいのです。

それでも、無農薬のお米を天日干しにして仕上げたお米ではおそらくこれ以上安いお米もあまりないのではないかと存じます。
また、これからも値段以上のお米を目指してよい仕事をしてまいります。

今年もとても姿の良い、きれいなイネに育っております。
今のところ最善の処置をしながらここまでこれたと思っております。

皆様にはご負担をおかけしてしまいますが、どうか事情をご理解いただき、今後とも変わらずご愛顧いただけましたら幸いです。

皆様のご注文をお心よりお待ちしておりますのでどうぞよろしくお願いいたします。

山本晃司

出穂45日前

20160704.gif

写真は4日ほど前のです。
田んぼによって差はありますが、大体8.5葉期くらい。

201607042.gif

コシヒカリの場合総葉数が15枚なので、穂が出る約50日前と考えたいが、おそらく減葉して14枚となりそうな気がします。
つまり今がだいたい出穂45日前。

201607043.gif

以前はここを肥効のピークにしていました。(への字農法)
今はここから活力が落ちないように努力するが、極端な変化もしないように注意しています。

201607044.gif

毎日10時間くらい田んぼの草取りをします。
草取り作業は体がバキバキになりますが、稲が雑草の圧力から解放されて、素敵な感じになるので、気持ちよいです。
あと2週間くらいがとっても大事な時期な気がしていて、最善の作戦を立てて、良い田んぼにしたいです。

2016年田植えスタート

201605171_20160517084424db2.gif

田植えを始めました。

201605173_20160517084427d2a.gif

苗はほぼ2.5葉、ということで稚苗での田植えは初めてです。
中には3.0くらいのものもあります。
密蒔きにすると、第一葉までの腰高は伸びやすい気がします。
その結果、全体的に三葉期としては背が高い。(薄まきより)
機械作業には都合は良い。
葉先は色がさめているが株元、と第三葉は色が濃い。
田植えの作業は好きです。

201605172_20160517084425fc6.gif

2016年稲の育苗

201605174.gif

201605175.gif

現在、苗の葉齢は平均して1.7葉位でしょうか。
だいたい揃っています。
たぶん良い苗だと思います。

201605176.gif

育苗は露地で行います。
無農薬育苗の場合、自然の温度で、水を利用して育苗すると、徒長もしにくいし、病気にもならなくて、よいです。
標高760m以上のところで、何年も露地育苗をしていますが、問題はなく、良い苗ができます。
一般よりは、少ない播種量ですが、これまでの自分の基準に比べて1.5倍くらいの播種密度です。
そのことについてはとっても心配でしたが、今のところ良いです。
これまでは早くても4.5葉の苗になってから田植えをしましたが、今年は3.0葉から田植えを始めようと思います。
現在の葉齢から計算すると、おそらく、早いと8日後くらいから田植えは始めることができそうです。
様子を見ながら15日くらいから田植えをしようかと思います。

2016年稲の種まき

昨日、19日、今年の稲の種まきを終えました。
例年より10日ほど遅くしてみました。
例年より、播種量を多くして、ひと箱あたり乾モミで100ℊまきとしました。
種まきを遅くした理由は、いくつかあります。
ぼくは出穂期やから逆算していろいろ計画を立てます。
減数分裂期は一番温かい時期であるべきだと考えます。
七月末か八月初旬くらいがそのくらいかと思います。
お盆を過ぎるとこのあたりは急に夜温が下がります。
受粉したあとはその方が良いかとおもいます。
昼夜の寒暖差があった方がでんぷん蓄積をするに有利と考えます。
これまでうちの出穂は8月10日頃でした。
それは良かったと思いますが、あとすこし遅くても良いかと。
また、種まき田植えを遅らせることで、苗の弱い時期に寒さの害にあてることもすくなくなるのではないかとも考えました。
他にもあるのだけど、主にはそのようような理由で種まきを遅らせました。

201604202.gif

201604201.gif


今年の稲つくりにむけて

冬の間は酒造りの仕事でお世話になってます。
今年で19年目になります。
こんなに長くやるとは思わなかったなー。

仕事の合間や、家に帰ってからは、ほとんど稲の研究をしてます。
自分の過去の記録を洗いなおし、様々な技術書を読み漁ってます。
江戸時代の農書をはじめ、昭和40年のものなど、たいへん参考になります。
経験と照らし合わせて、読み解いていくのは推理小説の楽しみみたいです。

ここ数年、ぼくは生育中の稲の姿勢を重視するようになりました。
前からそうではあったのですが、以前に比べ、結果としての収穫量よりも、より、生育中の姿のすっきりさを考えています。
それが良いのかはわからないが、今はそうと信じて、熱心に研究しています。

12715922_807529269358923_64.gif

今年の方針もほぼ決まりました。
写真は昨年の苗が発芽したころの写真です。
とても良い苗でした。
もうすぐこの季節と思うと、ドキドキして楽しみで緊張します。

そろそろ雪の季節

今シーズンになってから二回雪が降りました。
この冬の雪の降り方はちらほらと舞うようなことは一度もなく、いきなり結構降って20センチくらい積もったり、あたり一面真っ白な世界にしてしまうような降り方です。

201512061.gif

でもまだ気温がそれほど下がらないので、日中すぐに雪は溶けました。

今日はわたしはひさしぶりに二連休。夫は酒蔵勤め始まってます。
今年も秋野菜収穫終わり、今はいろいろな野菜が家にあります。
気温も低いので保存できます。

201512063.gif

201512062.gif

201512064.gif

この季節の野菜は甘みがあってほんとに美味しいです。

もう年末なのですが、年賀状とか年末の準備をする気がまったくおこりません。
もうすぐめちゃくちゃ忙しくなる前の貴重な休日だというのに。
家でのんびり過ごしています・・・。

今年度のお米の販売を終了しました。

脱穀作業も、あと一枚の田を残すのみとなりました。
お手伝いくださった皆様本当にありがとうございました。
お米のご注文もすでにたくさんいただき、お米が売切れました。
たぶん少し足りず、皆様にはご不便をおかけします。
ご要望通りお届けできない皆様には本当に申し訳ありません。
お米が売れるのは本当にありがたく、皆様には感謝しております。
うちはとても小さい農家で皆様にはご不便をおかけしますが、どうか懲りずに今後も応援いただけましたら幸いです。
よろしくお願いいたします。
プロフィール

木崎湖Y

Author:木崎湖Y
信州の木崎湖畔で農業を営んでいます。

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
リンク
FC2カウンター
カレンダー
10 | 2017/11 | 12
- - - 1 2 3 4
5 6 7 8 9 10 11
12 13 14 15 16 17 18
19 20 21 22 23 24 25
26 27 28 29 30 - -
お天気
ただいまの時刻
RSSリンクの表示
ブロとも申請フォーム

この人とブロともになる

検索フォーム
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。