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2014年の収穫について

脱穀(収穫作業)を始めています。

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今年は寒い夏だったので収穫量とか品質とか、稲の出来が心配でしたが、例年より少し減るくらいかもしれません。
(まだ半分終わっただけなのでわかりませんが)

味見もしましたが、たぶん大丈夫と思います。

茎数とか、着粒数とか、細かい分析は、作業が落ち着いてからになりますが、今年も面白い発見がいろいろありました。
また、謎は深まるばかりです。

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今年は70株植えの田んぼを増やしてみました。
昔の人は70株植えの田んぼが多いから(寒冷地では)という理由のほか、これまでの経験から、栽培途中で無理をかけなくて済む気がするというような理由です。
ほかにもいろいろとあるのですが、主にはその二つです。

やはり有利点は多い。

地力のみで行く場合、二次分けつ三次分けつはあまり期待できない。
勿論少しはあります。

ただ化学肥料で適宜、施肥を行う場合よりは少ないと、感じます。

具体的に言うと、本来、7.2葉から分けつを始めた苗で、1本が19本になる品種の場合、8本とか、12本くらいで止まることが多いと思う。

とくに今年のように減葉していたらなおさらです。

ただ茎数が多いと、実もほそく、ちいさい。
どうも、有機(無農薬で行く場合)坪当り茎数1000本くらいでよいのではないか?
60から70株植えだと、中間追肥に頼らずに茎数を調整しやすい気がします。

1410213.gif

あと、味のことも大事です。

なんだか、実がある程度小さい方が美味しく感じやすい気がしてきました。

お米は、特に白米はつまりほとんどがでんぷんです。
機械で食味を計測すると粒が大きい方が食味が良いとなるそうです。
でもお米は唾液でとかされて糖化されて初めて甘みを感じる部分が大きい。
でんぷんが主だからです。
そうするとある程度の口どけのようなものも重要かなー、と。

あと、食感に関してもつぶがちいさいほうがよいかなーと。
ただそこで、べチャッと、お米をたいた時すぐ溶けるようではいけない。
でんぷん蓄積が良好で密な感じの方が良いのではないか?と。
つまり透き通った感じのお米の方が美味しいのではないか?と。

でんぷん蓄積はやはり日当たりと、気温の日夜格差?
ただ、そこに意識を集中すると大きい粒のお米になる。
それ自体は良いことなんだけど、なおかつ小さい粒(比較的)のお米が作ってみたい。
そこで後半の窒素を切ってみました。
具体的に言うとほとんど追肥とかしていないです。

地力の増強に稲わらと米ぬかを土づくりに使うのですが、其れ以外に肥料というのは使わない田んぼがほとんどです。

それで70株植えの方が窒素を奪い合うせいか、少し小ぶりの実になる場合が多い気がします。

書き始めるときりがないのですが、そのような工夫を今年は特に意識的にしてみました。

1410214.gif

今は脱穀と並行して発送を行っています。
毎日てんやわんやですが、お米を召し上がった皆さんからお米をほめてもらうのがうれしいです。

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木崎湖Y

Author:木崎湖Y
信州の木崎湖畔で農業を営んでいます。

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